なるものではなく沈むものだ
わたしが二階堂担になったきっかけについて書いておこうと思う。
しかし、自分でも定かじゃないのだ。
この日から二階堂くんの担当になりました♡って明確に言えない。
だって、
“なった”のではなく、“沈んだ”から。
二階堂高嗣という底なし沼に、じわじわと足からではなく、頭からズブズブと一気に沈められたのだ。
本当に恐ろしい。稲川淳二にも是非語り継いでもらいたいくらいの怖い話だよ。
という冗談はさておき、いつ二階堂高嗣という存在を知ったのかというと、キスマイ担大量生産番組とも言われる*1
「キスマイBUSAIKU!?」(通称キスブサ)
である。
元々ジャニーズ自体は大好き*2で、カウコンも毎年欠かさず見ていたし、妹がKAT-TUNやV6、Hey!Say!JUMPを嗜んでいたのもあり、触れる機会は多かった。
しかしKis-My-Ft2の知識は乏しく、音楽番組でたまに見かけた時に「あ、この曲かっこいいな」*3と思うくらいで、特に気にも留めていなかった。
そんなある日、風の噂で“キスマイの番組が面白すぎる”という話を聞いた。
それまでは頻繁にテレビを見る方でもなかったが、なぜか無性に気になった。
きっと、たまたま見た黄金伝説の玉森さんが面白かったから、っていうのも理由のひとつだと思う。
すぐさま放送日を調べた。
愕然とした。
北海道では放送していなかった
忘れていた。
そうだ、ここは地方なのだ。
紛れもないローカル局なのだ。
地方民はこんなことも慣れっこなので、すんなり諦めた。
そして月日が流れ、いつ頃だったかは思い出せないが、いつものようにその頃すきだった某バンドが出る番組を録画しようと番組欄を見ていたら、あったのだ。
キスマイBUSAIKU!?の文字が。
すっかり番組の存在を忘れていたが、慌てて録画した。
キスブサのスポット放送第1回目。
すごく楽しみだった。
放送時間が深夜だったので、次の日仕事から帰ってきてから見た。
ひとことで言えば
衝撃だった。
自分の中にあるジャニーズという概念が覆された。
すごい、なにこの番組。
恋愛ご法度なアイドルが、地上波で、知らない女性(マイコ)といちゃいちゃしてる…!
え、これファンの子どんな気持ちで見てるの…?
一体誰得なの?
でもやばい、
面白すぎる!!!!!
語彙力が死んだ瞬間である。
久しぶりにテレビ番組を見て涙を流しながら笑った。
と同時に、ひとりのアイドルが気になって仕方なかった。
だけどそれは決していい方向ではなくマイナスの感情だった。
この人全然かっこよくないし*4、
ずっと7位だし、
一体どこに魅力があるの…寧ろほんとにジャニーズ?!
と笑いながらもモヤモヤしていた。
そのモヤモヤを払拭したくて、見終わってからは速攻二階堂高嗣について調べていた。
へーニカって呼ばれてるんだ。
へーB型なんだ。*5
へーおバカなんだ。*6
へークソガキキャラなんだ。
へーお姉ちゃんがひとりいるんだ。
へー色々苦労してきたんだ。
ふーーーーーーん。
次のキスブサの放送では、「にかちゃんかっこいい…」ってなってるもんだから自分でもワケわかんないよ。
人生なにがあるかわかんないよ。
ある意味一目惚れだったのかもしれないね。
マイナスからのスタートだったからなのかはわからないけど、伸び代しかなくて日々驚いてるよ!
今も毎日にかちゃんの新たな一面を知って、すきを募らせてるアラサー女です。*7